普段何気なく使っている切手の歴史についてご紹介致します

サイトマップ
1枚1枚正確に手作業で査定し適正価格で買い取っています

歴史と現代までの経緯をシーフォーがご紹介致します

切手の成り立ち

日本で最初に発行された切手

明治4年4月20日に発行された竜文切手です。
印刷技術が発達していなかった時代ですので、
若干文字がずれていたり紙も薄かったりと、現代のものとは大きく違います。

竜文切手

「竜」の絵柄と当時の通貨「文」で竜文切手です。

古い切手なので保存状態がよくないものがほとんどですが、
模刻品(レプリカ)や偽物も多く存在します。

世界で最初に発行された切手

1ペニー切手

世界初の切手:「ペニー・ブラック」
(1840年 ビクトリア女王:1ペニー切手)

世界的には、1840年にイギリスが世界で始めて切手を発行しました。
当時のイギリスの郵便料金は高く、届ける場所によって価格も違ったため、
一般人にはあまり利用されませんでした。

そこでローランド・ヒル(1795~1879)という人が、
全国どこでも安くて同じ金額で使えるように、まずお金を先に払い、
その証拠としてハガキや手紙にはりつけるものを考えました。
それが現在も使われている切手の始まりです。

目打ち付き切手の誕生

このころの切手には目打ち(切手を切り離すミシン線)がなく、
1枚ずつ切り離さなければなりませんでした。
今のように便利な目打ち付き切手は1854年から登場しました。

切手はほとんど紙でできていますが、簡単に複製できてはいけないことも
ありさまざまな紙質で作られてきました。

日本では古い切手に和紙や毛紙(毛糸が織り込んである紙)、
お札のように透かしが入ったりしたものがありましたが、
世界では光の角度によって色や見え方の変わるホログラムや絹、
プラスチック、アルミ箔など凹凸をつけて立体的に見えるものまで、
さまざまな切手が生まれています。

ブータン切手

世界一幸福度の高い国、ブータンの立体的な切手